2016/07/07

【7月】July 文月 

ダスキン創業者の鈴木清一師は、
「人間の生きがいや目的は何か、を考えてみますと、最終的には人を助けることにあるのではないでしょうか。自分が高い地位につき大きな家に住みお金を儲けることが本当の幸せなのでしょうか。そうではなく人の役に立ち人から喜ばれることが生きがいだと思うのです。親から子供を見ればその子が立派な人間に成長して欲しいというのが本当の願いではないでしょうか。自分が助かったら社会に奉仕する大きな人間に成長しよう。成長とはいままで世話になり育てられてきたことから人を助ける立場になることです。」

日本を美しくする会の鍵山秀三郎先生は、
「文明が発展するということはきれいになることです。これは国にかぎったことではありません。会社も同じ。きれいな会社は、間違いなく発展します。家庭もです。事実、優良会社といわれるような会社が汚いのを、私は目にしたことがありません。優良会社といわれるような会社は、みな例外なくきれいという共通点があります。反対に、そうでない会社が、必ずしもきれいということはありません。どちらかというと、汚くて乱雑というのが実態ではないでしょうか。家庭も同様だと思います。ことほど左様に、国も会社も家庭も駐車場や敷地にごみが散乱し、雑草が放置されているようではよくなりません。」
(「困難にも感謝する」より)

ホームへ先頭へ前へ戻る